決められるのは間取りだけではない

注文住宅で家を建てて住み始めた私なのですが、家の設計の段階で、自分が思ってもいなかった部分がたくさんありました。

注文住宅では間取りや壁紙や部屋の大きさなどは自由に選べるものだと思っていたのですが、それだけではありませんでした。

工務店さんとの話し合いで、間取りや床の色や扉の種類などを決めたあと、コンセントの位置やコンセントの数、そして種類までもが選べることになります。

注文住宅で家を建てる事になったのですがそんな知識もないまま、家作りに参加をしていた私にとって、驚きの連続でした。

ですが、家を作る段階でコンセントの位置などを決められるのは家具などの収納を置く際にとても役に立ちます。

家を建ててから台所であれば冷蔵庫や食器棚、またリビングにはテレビボードやソファーなどを置くことになりますが、このときにコンセントの場所や数が分かっていれば、物を配置するのにとても役立ちます。

私の家でも、家作りの段階で家電の購入も進めていっていたために、工務店の方に自分がどのくらいの大きさの食器棚を購入するか、冷蔵庫はどこに配置する予定かというのを伝えておいたおかげで、冷蔵庫や食器棚を配置したときにコンセントが邪魔になることなく、ちょうどいい位置にコンセントを配置することができました。

また、コンセントは通常は二つ口なのですが、今はいろいろなものを充電することが多く、コンセントは二つ口では足りない部分もあります。

そこで、コンセントのさせる場所を多くしてもらい、たこ足配線などでコンセントを増やすことなく生活することができるため、リビング部分をすっきりと見せることができています。

事前にこのような部分をどうするのかを考えておくことで、生活をし始めてから「初めからこうしておけばよかった」と後悔することもありません。

注文住宅は自由に選べて自分の思い通りの家が出来る反面、考えておかないといけない部分も多くあると感じました。

自分が生活をし始めてからのことを想像する楽しさを感じながら家作りに参加できればと感じました。